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◎フィボナッチを使ってみよう。

前回ご紹介したフィボナッチの、実際の相場での使い方をご紹介します。

『フィボナッチ』は正確には『フィボナッチ・リトレースメント(リトレイスメント)』と呼ばれます。そしてこれを使って、相場の節目を探ってみましょう。

例えば、100円から105円まで上昇したとします。この5円幅を100%と考えたときに、ここから下げ始めるようなら『この下落の目処、節目はどこになるか?』を、フィボナッチ・リトレースメントで考えることができます。計算方法は先ほどの5円を100%としましたから、そのうち38.2%戻ったところ(1.91円)、50.0%戻ったところ(2.50円)、61.8%戻ったところ(3.09円)をみます。38.2%であれば103円09銭、50.0%であれば102円50銭、101円91銭がそれぞれ節目になるわけです。この節目の数字は黄金分割とも言われ、前回のコラムでも紹介しましたように自然界に多数存在します。自然界に多数存在しているからこそ、相場にも、人間にも影響があると考えられています。明確な根拠があるとは言えませんが、前回も説明しましたように多くの参加者が意識、注目しておりますので信頼度が高いものとなっています。
また日足だけではなく週足やもっと短い時間足でも使用できます。計算できるページも掲載しましたので、押し目、戻りを探る際には是非使用してみてください。

ご覧いただきましてありがとうございました。

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